"Argue" vs. "Dispute": 英語の微妙な違いをマスターしよう!

「argue」と「dispute」はどちらも「議論する」「争う」という意味を持つ英語の単語ですが、ニュアンスに違いがあります。 「argue」は、自分の意見を熱心に主張したり、反論したりする状況で使われます。一方、「dispute」は、意見の相違や紛争、特に公式な場での争いを指すことが多いです。つまり、「argue」はより個人的で感情的なニュアンスを含み、「dispute」はよりフォーマルで客観的なニュアンスを含むと言えるでしょう。

例えば、「argue」を使った例文を見てみましょう。

  • I argued with my brother about who should do the dishes. (皿洗いを誰がすべきかについて、兄と口論した。)
  • She argued passionately for her point of view. (彼女は自分の見解を熱心に主張した。)

これらの例文では、感情がこもっていて、意見の衝突が強調されています。

一方、「dispute」を使った例文は次のようになります。

  • The two countries are in a dispute over territorial rights. (両国は領土権をめぐって紛争中である。)
  • They disputed the validity of the contract. (彼らは契約の有効性を争った。)

これらの例文では、より公式な状況で、客観的な事実や権利などを巡る争いが描写されています。感情的な要素は控えめです。

「argue」は日常会話でよく使われますが、「dispute」はよりフォーマルな場面や、法的、政治的な文脈で使用されることが多いです。単語の選択によって、表現したいニュアンスが大きく変わるので注意しましょう。 どちらの単語を使うべきか迷った時は、状況と感情の度合いを考えて選んでみてください。

Happy learning!

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