「Broad」と「Wide」の違いって?英語学習のヒント!

「broad」と「wide」はどちらも「広い」という意味を持つ英語の単語ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。簡単に言うと、「wide」は主に左右方向の広がりを表し、一方「broad」は幅広さだけでなく、範囲の広さや包括的な意味合いも持ちます。 例えば、川幅を表す時は「wide」を使い、話題の範囲を表す場合は「broad」を使うことが多いです。

では、具体的な例を見てみましょう。

例1:幅について

  • Wide: The river is very wide. (川はとても広い。)
  • Broad: The road is broad enough for two cars to pass easily. (その道は2台の車が楽に通れるほど幅が広い。)

この例では、「wide」は川の左右の広がりを、「broad」は道の幅の広さを示しています。しかし、どちらも「広い」と訳せるので、混乱しがちです。

例2:範囲について

  • Broad: He has a broad knowledge of history. (彼は歴史に関する幅広い知識を持っている。)
  • Wide: Her interests are wide-ranging. (彼女の興味は多岐に渡る。)

この例では、「broad」は歴史という分野における知識の広さを、「wide」は興味の対象の多様性を示しています。「broad」の方がより包括的な、深い知識を暗示する傾向があります。

例3:その他

  • Broad shoulders: 幅広い肩 (Broadは肩の幅の広さを示すためによく使われます。)
  • Wide smile: 満面の笑み (Wideは笑顔の広がりを表します。)

このように、「broad」と「wide」は似ていますが、文脈によって使い分ける必要があります。 どちらの単語を使うべきか迷った時は、その言葉が左右の広がりだけを意味するのか、それともより広い範囲や包括的な意味を含むのかを考慮してみましょう。

Happy learning!

イメージで英語を学ぼう

見てわかる英語辞典は、12万点を超える写真やイラストで単語を生き生きと解説しました。単語の意味を深く理解し、記憶に残るから、英語の微妙なニュアンスまで自然と身につきます。母国語と英語の橋渡し役として、スムーズな学習をサポートします。