「cry」と「weep」はどちらも「泣く」という意味の英語ですが、ニュアンスに違いがあります。簡単に言うと、「cry」は一般的な「泣く」ことで、子供から大人まで、どんな理由で泣いても使えます。一方、「weep」はよりフォーマルで、感情的な、激しく泣く様子を表すことが多いです。悲しみや喜び、感動など、強い感情がこみ上げてくるような状況で使われます。 「cry」は日常会話で頻繁に使われますが、「weep」は文学作品や詩など、よりフォーマルな文脈で目にすることが多いでしょう。
例えば、「I cry when I cut onions.」は「玉ねぎを切ると泣く」という意味で、日常的な出来事として自然に受け止められます。日本語で言えば「玉ねぎを切ると涙が出る」といった感じです。 (I cry when I cut onions. 玉ねぎを切ると泣く。)
一方、「She wept tears of joy at her wedding.」は「彼女は結婚式で喜びの涙を流した」という意味です。 喜びという強い感情が、涙という形で表現されていることが分かります。「泣いた」ではなく、「喜びの涙を流した」と訳す方が自然です。 (She wept tears of joy at her wedding. 彼女は結婚式で喜びの涙を流した。)
また、「He wept silently at his father's grave.」は「彼は父親の墓前で静かに涙を流した」となります。 悲しみという強い感情が、静かに表現されている様子が分かります。(He wept silently at his father's grave. 彼は父親の墓前で静かに涙を流した。)
このように、「cry」と「weep」はどちらも「泣く」という意味ですが、その状況や感情の強さによって使い分けが必要です。 「cry」は幅広く使えますが、「weep」はより感情的な、フォーマルな場面で使うことを意識しましょう。
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