Divide vs. Separate:英語の2つの動詞の違いをマスターしよう!

「divide」と「separate」はどちらも「分ける」という意味を持つ英語の動詞ですが、そのニュアンスには微妙な違いがあります。簡単に言うと、「divide」は何かを複数の部分に「分割する」という意味合いが強く、一方「separate」は全体を構成する要素を「離す」または「区別する」という意味合いが強いのです。 数字や物事を均等に分割する場合には「divide」を使い、物理的に離したり、種類ごとに分けたりする場合は「separate」を使うことが多いです。

例えば、「divide a cake into four pieces」は「ケーキを4つに切る」という意味になります。ケーキという一つのものを複数の部分に分割しているため「divide」を使います。日本語にすると、「ケーキを4等分する」という表現がぴったりでしょう。

例:The chef divided the pizza into eight slices. (シェフはピザを8切れに切った。)

一方、「separate the eggs」は「卵を分離する」つまり、卵白と卵黄を分けるという意味になります。これは、卵という全体を構成する要素を物理的に離しているため「separate」を使います。「卵白と卵黄を分ける」と訳せます。

例:Please separate the red balls from the blue balls. (赤いボールと青いボールを分けてください。)

さらに、「separate」は「区別する」という意味でも使われます。例えば、「separate fact from fiction」は「事実と虚構を区別する」という意味です。これは、事実と虚構という異なるカテゴリーを分けることを意味しています。

例:It's important to separate your emotions from your judgment. (感情と判断を分けることが重要です。)

また、「divide」は、グループをいくつかの小グループに分割する際にも使われます。例えば、「divide the class into groups」は「クラスをいくつかのグループに分ける」という意味になります。

例:The teacher divided the class into four groups for the project. (先生はプロジェクトのためにクラスを4つのグループに分けました。)

これらの例文を通して、「divide」と「separate」の微妙なニュアンスの違いを理解できたでしょうか? 文脈に合わせて使い分けることが重要です。

Happy learning!

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