英語学習中の皆さん、こんにちは!今回は、よく間違えやすい英単語"entire"と"whole"の違いについて詳しく見ていきましょう。
どちらも日本語に訳すと「全体の」「全部の」という意味になりますが、使い分けに少しコツがあります。簡単に言うと、"entire"は「完全に全体」という意味合いが強く、分割できない一つのまとまったものを表すのに対し、"whole"は「全体」という意味で、分割できるものにも使えます。
例えば、"entire family"は「家族全員」という意味で、家族は一つのまとまりとして捉えられています。一方、"whole family"も「家族全員」という意味で使えますが、家族は個々のメンバーから成り立っているというニュアンスが含まれます。
さらに例を挙げてみましょう。
The entire building was destroyed by the fire. (建物全体が火事で破壊された。) この文では、建物は一つのもので、完全に破壊されたことを強調しています。
The whole building was destroyed by the fire. (建物の全体が火事で破壊された。) この文もほぼ同じ意味ですが、建物の各部分が破壊されたというニュアンスも含まれます。
I ate the entire cake. (ケーキを全部食べた。) これはケーキが一つのもので、全部食べたことを強調しています。
I ate the whole cake. (ケーキを全部食べた。) これもほぼ同じ意味ですが、ケーキを一切れずつ食べたニュアンスも含まれる可能性があります。
このように、微妙なニュアンスの違いがあるため、文脈によって使い分ける必要があります。色々な例文に触れて、感覚を掴んでいきましょう!
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