Expensive vs. Costly: 英語の2つの「高い」を徹底解説!

英語で「高い」という意味を持つ単語はたくさんありますが、今回は"expensive"と"costly"の2つの違いを詳しく見ていきましょう。

どちらも「値段が高い」という意味では共通していますが、ニュアンスが異なります。"expensive"は、単に値段が高いことを表すのに対し、"costly"は、値段が高いだけでなく、その代償が大きい、または何かを失うリスクがあることを含意することが多いです。つまり、お金だけでなく、時間、労力、機会費用なども含めて「高くつく」ニュアンスが含まれる場合が多いです。

具体例を見てみましょう。

例1: 英語:That car is expensive. 日本語:あの車は高いです。

この例文では、単に車の値段が高いことを述べています。

例2: 英語:The project proved to be costly in terms of time and resources. 日本語:そのプロジェクトは時間と資源の面で非常に高くつきました。

この例文では、プロジェクトにかかった時間や資源なども含めて、全体として大きな代償を払ったことを示しています。単なる金額だけでなく、時間や労力などの見えないコストも考慮されています。

例3: 英語:Making such a mistake could be costly to your career. 日本語:そのようなミスをすることは、あなたのキャリアにとって大きな痛手になりかねません。

この例文では、ミスによってキャリアという機会費用を失うリスクがあることを示しています。

このように、"expensive"は値段が高いことをシンプルに表すのに対し、"costly"は、値段以外にも、時間、労力、機会費用など、さまざまなコストを考慮した上で「高くつく」というニュアンスを含んでいます。文脈によって使い分けることが重要です。

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