Fake vs. Counterfeit: 英語の偽物を表す2つの単語の違い

英語で偽物を表す単語として「fake」と「counterfeit」がありますが、この2つの単語は微妙に意味が違います。

「fake」は、本物そっくりに作られた偽物だけでなく、本物ではない、偽物であることを広く表す単語です。一方「counterfeit」は、主に通貨やブランド品のように、本物と全く同じように作られた、精巧な偽物を指します。つまり、精巧さで「counterfeit」の方が「fake」より一段上と言えるでしょう。

例えば、

・Fake bag: 偽物のバッグ (安っぽく作られた偽物も含む) 偽物のバッグ (安い模造品も含む) (Fake bag)

・Counterfeit bag: 偽ブランドバッグ (本物そっくりに作られた偽物) 偽ブランドバッグ (本物そっくりに作られた偽物) (Counterfeit bag)

このように、精巧さに違いがあることがわかります。

また、fakeは形容詞としても使えますが、counterfeitは名詞として使われることが多いです。

・He’s wearing a fake Rolex. (彼は偽物のロレックスを着けている。) 彼は偽物のロレックスを着けている。(He’s wearing a fake Rolex.)

・They were arrested for selling counterfeit money. (彼らは偽札を売ったことで逮捕された。) 彼らは偽札を売ったことで逮捕された。(They were arrested for selling counterfeit money.)

このように、状況に応じて使い分ける必要があります。微妙な違いではありますが、使いこなせるようになると、英語表現の幅が広がりますよ!

Happy learning!

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