英語の"ill"と"sick"はどちらも「病気の」という意味で、日本語に訳すとどちらも同じように聞こえるかもしれませんね。でも、実は微妙な違いがあるんです!
簡単に言うと、"ill"は主に『重病』を、"sick"は『軽い病気や気分が悪い状態』を表すことが多いです。"ill"はフォーマルな場面で使われることも多く、"sick"はインフォーマルな場面でよく使われます。
例えば、
"I'm ill."(私は病気です。)→これはインフルエンザや肺炎など、比較的重い病気にかかった時に使います。
"I'm sick."(病気です/気分が悪い。)→これは風邪を引いた時や、吐き気がする時など、軽い症状や気分の悪さにも使えます。
他にも、sickは「気持ち悪い」という意味でも使われますね。例えば、
"I feel sick."(気分が悪い。)
これは乗り物酔いをした時や、食べ過ぎた時などにも使えます。一方、"I feel ill."と言うことはあまりありません。
では、具体的な例文を見てみましょう。
例1: 英語:He was ill in bed for a week. 日本語:彼は一週間病気で寝込んでいました。
例2: 英語:She's been sick since yesterday. 日本語:彼女は昨日から病気です。
例3: 英語:I felt sick after eating too much. 日本語:食べ過ぎで気持ち悪くなりました。
このように、状況によって使い分けが必要になります。色々な例文に触れて、使い分けをマスターしていきましょう!
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