Indifferent vs. Apathetic: 英語の微妙な違いをマスターしよう!

「indifferent」と「apathetic」は、どちらも「無関心な」という意味を持つ英語の単語ですが、そのニュアンスに微妙な違いがあります。簡単に言うと、「indifferent」は無関心である一方、「apathetic」はさらに感情が乏しく、無気力な状態を表します。「indifferent」はどちらでもいいというニュアンスを含むのに対し、「apathetic」は何も感じていない、もしくは感じることができない状態を表すことが多いです。

例えば、「I'm indifferent to chocolate.」は「チョコレートにはどちらでもいい」という意味で、好きでも嫌いでもないニュアンスを含みます。一方、「I'm apathetic towards politics.」は「政治には無関心だ」という意味ですが、単なる無関心ではなく、政治に関心を持つこと自体にエネルギーを費やす気力が無い、感情移入できないという強い無関心を示唆します。

もう少し具体的に見てみましょう。

Indifferent:

  • 英語: I'm indifferent to his opinion.

  • 日本語: 彼の意見には無関心です。(どちらでもいいと思っています。)

  • 英語: She was indifferent to the suffering of others.

  • 日本語: 彼女は他人の苦しみに無関心だった。(冷淡だったとも言える。)

Apathetic:

  • 英語: He's become apathetic about his studies.

  • 日本語: 彼は勉強に無気力になっている。(全くやる気がない。)

  • 英語: The apathetic crowd watched the election results.

  • 日本語: 無関心な群衆が選挙結果を見守っていた。(全く関心がない様子だった。)

これらの例文からも分かるように、「indifferent」は「関心が薄い」程度なのに対し、「apathetic」は「関心がないどころか、感情も感じていない」というより強いニュアンスが含まれます。文脈によって使い分けが重要なので、それぞれの単語が持つニュアンスを意識して使いましょう。

Happy learning!

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