Innocent vs. Guiltless: 英語のニュアンスの違いを徹底解説!

英語学習中の皆さん、こんにちは!今回は『innocent』と『guiltless』、どちらも日本語に訳すと「無罪の」「罪のない」となるこの2つの単語の違いについて詳しく見ていきましょう。

一見すると同じ意味に思えるこの2つの単語ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。『innocent』は、何か悪いことをしたという意識がない、またはまだ悪いことをする年齢に達していない、という意味合いを含みます。一方、『guiltless』は、実際に悪いことをしていない、罪を犯していない、という客観的な事実を表す単語です。

例えば、「He is innocent of the crime.」は「彼はその罪を犯していない(犯したという意識がない)」という意味になり、「He is guiltless of the crime.」は「彼はその罪を犯していない(客観的に罪を犯していない)」という意味になります。日本語に訳すとどちらも同じように聞こえますが、英語で使うときはニュアンスの違いに注意しましょう。

もう一つ例を挙げましょう。「The child is innocent.」は「その子供は無邪気だ」という意味で、『innocent』が持つ「無邪気さ」や「経験のなさ」といったニュアンスが強調されます。「The child is guiltless.」は「その子供は罪を犯していない」という意味になり、子供が悪事に関与していないという客観的な事実を表しています。

では、具体的な例文を見てみましょう。

例1: 英語:He was innocent of any wrongdoing. 日本語:彼はどんな不正行為もしていなかった(どんな不正行為もしたという意識がなかった)。

例2: 英語:She was found guiltless after a long trial. 日本語:彼女は長い裁判の後、無罪を言い渡された(客観的に罪を犯していないとされた)。

例3: 英語:The look on her face was so innocent. 日本語:彼女の顔にはとても無邪気な表情が浮かんでいた。

例4: 英語:Although he was involved, he was ultimately deemed guiltless. 日本語:彼は関わっていたものの、最終的に無罪とされた。

このように、『innocent』と『guiltless』は微妙なニュアンスの違いを持っています。文脈に合わせて使い分けることで、より正確で自然な英語表現ができるようになるでしょう。 Happy learning!

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