「marry」と「wed」はどちらも英語で「結婚する」という意味を持つ動詞ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。簡単に言うと、「marry」はより一般的でカジュアルな表現で、相手を明示的に言及する場合によく使われます。「wed」はよりフォーマルで詩的な表現で、結婚という行為そのものに焦点を当てる傾向があります。「marry」は日常会話でもよく使われますが、「wed」は文学作品やフォーマルな文脈でよく見かけます。
例えば、「I'm going to marry John.」は「私はジョンと結婚するつもりです。」という意味で、シンプルで分かりやすいですね。一方、「She was wed in a beautiful church.」は「彼女は美しい教会で結婚式を挙げました。」という意味で、よりフォーマルで、結婚式そのものの様子を強調していることが分かります。
もう一つ例を挙げましょう。「He married his sweetheart last year.」は「彼は昨年恋人と結婚しました。」で、「marry」の一般的な使用例です。「They were wed under the clear blue sky.」は「彼らは澄み渡る青空の下で結婚しました。」で、ロマンチックでフォーマルな雰囲気がありますね。
「marry」は目的語として結婚相手をとる事が出来ますが、「wed」は反射動詞として使われることが多いです。つまり、「wed」は「wed oneself to ~」のように使われ、「~と結婚する」という意味になります。「He wed himself to his career.」は「彼は自分のキャリアに人生を捧げた。」というニュアンスになります。
このように、「marry」と「wed」はどちらも「結婚する」という意味ですが、文脈や状況によって使い分けることが重要です。適切な単語を選ぶことで、より自然で洗練された英語表現が可能になります。
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