「mention」と「refer」はどちらも日本語に訳すと「言及する」「参照する」という意味になり、似ているようで微妙に使い方が違います。簡単に言うと、「mention」は軽く何かについて触れるのに対し、「refer」はより具体的に何かを指し示したり、関連付けたりする際に使います。 「mention」は軽く話題に出すだけで、詳細な説明は不要です。「refer」は、何か他のものと結びつけて説明したり、特定のソースを指し示したりする場合に使われます。
例えば、「He mentioned the party」は「彼はパーティーのことを軽く話した」という意味になります。一方、「He referred to the party in his speech」は「彼はスピーチの中でパーティーのことを具体的に言及した」となります。前者は単にパーティーの話題が出たというだけで、後者はスピーチの中でパーティーが重要な役割を果たしていたことを示唆しています。
もう一つ例を挙げましょう。「She mentioned her new job」は「彼女は新しい仕事のことを軽く話した」で、「She referred to her new job in her resume」は「彼女は履歴書で新しい仕事のことを参照した」となります。 最初の文では、新しい仕事の話題が会話の中で少し出てきたという程度で、詳細な内容は不明です。2つ目の文では、履歴書という具体的な文書の中で、新しい仕事に関する情報が書かれていたことを示しています。
さらに、「refer」は辞書を引くという意味でも使われます。例えば、「I had to refer to the dictionary」は「辞書を引かなければならなかった」となります。この場合、「mention」は使えません。
では、練習問題です!次の文を日本語に訳してみましょう。
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