Probable vs. Likely: 英語の微妙な違いをマスターしよう!

「probable」と「likely」、どちらも日本語に訳すと「ありそうな」「可能性が高い」という意味で、似ているように感じますよね? でも、実は微妙なニュアンスの違いがあります。 「probable」は、客観的な根拠に基づいた可能性を示し、論理的推論に基づいています。一方、「likely」は、より主観的な印象や経験に基づいて、何かが起こる可能性が高いことを表します。 つまり、「probable」は事実やデータに基づいた推測で、「likely」は直感や経験に基づいた予想と言えるでしょう。

例えば、「It's probable that he will be late.」は、「彼が遅れるのは蓋然性が高い。」と訳せます。これは、過去の彼の遅刻歴や交通状況などの客観的な情報に基づいて、遅れる可能性が高いと判断していることを示しています。一方、「It's likely that he will be late.」は、「彼は多分遅れるだろう。」と訳せます。これは、彼の性格や今日の状況などから、直感的に遅れる可能性が高いと感じていることを表しています。 前者はより確信度が高く、後者は少し不確実さを含んでいます。

もう一つ例を見てみましょう。「The probable cause of the accident was driver fatigue.」は「その事故のありうる原因は運転手の疲労だった。」と訳せます。これは、事故調査の結果など、客観的な証拠に基づいた推測です。「It's likely that the accident was caused by driver fatigue.」は「その事故は運転手の疲労が原因だった可能性が高い。」と訳せます。こちらは、事故現場の状況や目撃証言などから、運転手の疲労が原因であると推測していることを示しています。

このように、「probable」と「likely」はどちらも「可能性が高い」という意味を持つものの、その根拠やニュアンスに違いがあります。 どちらを使うべきかは、文脈によって変わってくるので、注意深く使い分ける必要があります。 それぞれの言葉が持つニュアンスを理解することで、より自然で正確な英語表現が可能になります。

Happy learning!

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