Right vs. Correct: 英語の2つの「正しい」

「right」と「correct」はどちらも日本語で「正しい」と訳されるので、使い分けに迷う英語学習者も多いのではないでしょうか?実は、微妙なニュアンスの違いがあるんです。

簡単に言うと、「right」は事実や状況が正しいことを表し、「correct」は答えや行動などが正しいことを表します。「right」はより広い意味で使われ、道案内や判断、感覚的な正しさにも使えます。一方「correct」は、より客観的で、間違いがないことを強調する場合に使われます。例えば、テストの答えが正しい、という場合は「correct」の方が適切です。

いくつか例を見てみましょう。

  • This is the right way to go. (これが正しい道です。)

  • That's the right answer. (それが正しい答えです。) ここでは「correct」でもOKですが、「right」の方が自然です。

  • Your answer is correct. (あなたの答えは正解です。) テストなどの答えが正しいことを強調する場合に最適です。

  • His judgment was correct. (彼の判断は正しかった。) 客観的な判断の正しさに焦点を当てています。

  • It feels right. (何となく正しい気がする。) 感覚的な正しさ、直感的な正しさです。「correct」ではこのニュアンスは出せません。

  • That's not right! (それはおかしい!/正しくない!) 事実や状況が正しくないことを表します。

  • The correct answer is "C". (正解は「C」です。) 客観的で明確な正解を示しています。

このように、「right」と「correct」は状況に応じて使い分けが必要です。最初は難しいかもしれませんが、例文をたくさん見て、実際に使っていくうちに自然と使い分けができるようになってきます。

Happy learning!

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