Sacred vs. Holy: 英語の似た単語の違いをマスターしよう!

英語学習中の皆さん、こんにちは!今回は「sacred」と「holy」という、意味が似ているけど微妙にニュアンスが違う単語について解説します。どちらも日本語に訳すと「神聖な」「聖なる」になりますが、使い分けに迷う人も多いのではないでしょうか?

まず大きく違うのは、対象となるもの、です。「sacred」は、神や宗教と直接関係なくても、特別な畏敬の念を抱かせるもの、大切に守るべきものに対して使われます。例えば、先祖代々受け継がれてきた家宝や、特別な儀式、個人の大切な思い出などは「sacred」にふさわしいでしょう。一方「holy」は、神や宗教と直接的に結びついた、神聖で清らかなものに対して使われます。聖書、教会、聖職者などは「holy」がよく使われます。

具体例を見てみましょう。

例1: 英語:This ancient tree is sacred to the local people. 日本語:この古木は地元の人々にとって神聖なものです。

この例文では、古木そのものが神聖なものではなく、地元の人々にとって特別な意味を持つから「sacred」が使われています。

例2: 英語:The holy water was used in the baptism ceremony. 日本語:洗礼式では聖水が使われました。

この例文では、「holy water」は明らかに宗教的な儀式と結びついているため「holy」が使われています。

例3: 英語:My childhood home holds many sacred memories. 日本語:私の実家は多くの大切な思い出が詰まった場所です。

この例文では、個人的な大切な思い出に対して「sacred」が使われています。

このように、「sacred」は大切に守るべきもの、「holy」は宗教と結びついた神聖なもの、と考えると使い分けがしやすくなります。色々な例文に触れて、それぞれのニュアンスを掴んでいきましょう!

Happy learning!

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