「search」と「seek」はどちらも日本語で「探す」と訳せるため、使い分けに悩む英語学習者も多いのではないでしょうか? 実はこの2つの単語、微妙なニュアンスの違いがあります。 「search」は具体的な物や場所を探し求める際に用いられ、比較的客観的で具体的な行動を指します。一方、「seek」はより抽象的なもの、例えば知識や真実、あるいは目標などを求める際に用いられ、主観的で意図的な探求を意味することが多いです。
例えば、「search for your lost keys」は「なくした鍵を探す」という意味になります。これは具体的な物を探す行為なので「search」が適切です。 一方、「seek the truth」は「真実を求める」という意味で、抽象的な「真実」を探し求める行為を表すため「seek」を使います。
もう少し例を見てみましょう。
Search: I searched my room for my glasses. (私の部屋で眼鏡を探しました。)
Seek: I seek knowledge and wisdom. (私は知識と知恵を求めています。)
Search: The police searched the building for the suspect. (警察は容疑者を捜してその建物を捜索しました。)
Seek: She seeks adventure and excitement in her life. (彼女は人生において冒険と興奮を求めています。)
Search: He searched the internet for information about dinosaurs. (彼は恐竜に関する情報をインターネットで検索しました。)
Seek: They seek to understand the meaning of life. (彼らは人生の意味を理解しようとしています。)
このように、「search」は具体的な対象を物理的またはデジタル的に探す場合に、「seek」はより抽象的で、目標や理想といったものを追求する場合に用いられることが多いです。 この違いを理解することで、より自然で正確な英語表現が可能になります。
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