Solid vs. Sturdy: 英語の微妙な違いをマスターしよう!

「solid」と「sturdy」はどちらも「しっかりした」という意味を持つ英語の形容詞ですが、そのニュアンスには微妙な違いがあります。簡単に言うと、「solid」は密度や堅さ、内部構造の強さを強調するのに対し、「sturdy」は耐久性や安定性を強調します。 「solid」は物が詰まっていて、壊れにくいイメージ。一方「sturdy」は、外からの衝撃にも耐えうる丈夫さ、安定した感じを伝えられます。

例えば、木のテーブルを考えてみましょう。「This table is solid.」と言うと、テーブルがずっしりとしていて、質の良い木材でできていることを強調します。日本語では「このテーブルはしっかりしたつくりだ。」とか「このテーブルは材質がしっかりしている。」と訳せます。一方、「This table is sturdy.」と言うと、テーブルが頑丈で、長年使っても壊れにくいことを強調します。日本語では「このテーブルは頑丈だ。」あるいは「このテーブルは丈夫で長持ちしそう。」と訳せます。

別の例として、建物を見てみましょう。「The building is solid.」は建物の構造がしっかりしていて、堅牢であることを意味します。(「その建物は堅牢だ。」) 「The building is sturdy.」は、地震や嵐などにも耐えうる頑丈さを表します。(「その建物は頑丈だ。」)。 このように、文脈によって使い分けが重要になります。

さらに例を挙げると、「He has a solid understanding of the subject.」は「彼はその主題についてしっかりとした理解をしている。」(彼はその科目について深い理解をしている)となり、知識の密度や深さを表します。一方、「He is a sturdy young man.」は「彼はたくましい青年だ。」となり、体力や精神的な強さを表します。

これらの違いを理解することで、より正確でニュアンスのある英語表現が可能になります。 文脈に合わせて使い分ける練習をしてみましょう。

Happy learning!

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