「universal」と「global」は、どちらも日本語に訳すと「普遍的な」「世界的な」という意味になり、似ているように見えますよね。でも、実は微妙なニュアンスの違いがあります。 「universal」は、世界中すべての人々、場所、または物事に適用されることを意味します。一方、「global」は、世界全体に広がっている、または世界全体に影響を与えることを意味します。 つまり、「universal」はより包括的で、普遍的な真理や原則といった概念に多く使われます。「global」は、地理的な広がりや影響範囲の大きさを強調する際に使われます。
例えば、「universal truth」は「普遍的な真理」(普遍的に真実と認められていること) を意味し、「global issue」は「地球規模の問題」(世界中で問題になっていること) を意味します。 「universal」は、例外なくすべてに当てはまることを示唆しますが、「global」は、世界の大部分に影響を与えるものの、必ずしもすべてではない可能性があります。
例文を見てみましょう。
Universal: The pursuit of happiness is a universal human right. (幸福の追求は普遍的な人権です。)
Global: Climate change is a global issue requiring international cooperation. (気候変動は国際協力が必要な地球規模の問題です。)
Universal: Gravity is a universal law of physics. (重力は物理学の普遍的な法則です。)
Global: The company has a global network of offices. (その会社は世界中にオフィス網を持っています。)
Universal: This design principle is universally applicable. (このデザイン原則は普遍的に適用できます。)
Global: The pandemic had a global impact on the economy. (パンデミックは世界経済に大きな影響を与えました。)
これらの例からも分かるように、「universal」はより絶対的で普遍的な性質を示し、「global」は世界的な規模や範囲を示す言葉です。 どちらの単語を使うかは、文脈によって異なりますので、注意深く使い分けましょう。
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