「visible」と「seen」はどちらも「見える」と訳せる英語の単語ですが、実は微妙なニュアンスの違いがあります。 「visible」は「見える状態にある」という意味で、客観的な事実を表します。一方「seen」は「見られた、目撃された」という意味で、主観的な経験を表します。つまり、「visible」は「見えているかどうか」で、「seen」は「実際に見たかどうか」という違いがあるのです。
例えば、「The star is visible tonight.」は「今夜は星が見える」という意味です。これは、星が実際に空にあって、見ることができる状態であることを客観的に述べています。日本語訳は「今夜は星が見える。」です。
一方、「I have seen that movie.」は「その映画を見たことがある」という意味です。これは、過去に実際にその映画を見たという主観的な経験を述べています。日本語訳は「その映画を見たことがあります。」です。
もう一つ例を挙げましょう。「The damage is clearly visible.」は「被害は明らかに見える」という意味で、客観的に被害が見えている状態を述べています。日本語訳は「被害は明らかに見える。」です。
対して、「I’ve seen the damage to the car.」は「車の損傷を見たことがある」という意味で、実際に車の損傷を目撃した経験を表しています。日本語訳は「車の損傷を見ました。」です。
このように、「visible」と「seen」は似ているようで、実は大きく意味が異なります。文脈に合わせて使い分けることが重要です。 どちらの単語を使うべきか迷ったら、客観的な事実を表すなら「visible」、主観的な経験を表すなら「seen」を使うと良いでしょう。
「The mountain is visible from here.」 (ここから山が見える。)
「Have you seen the new Avengers movie?」 (新しいアベンジャーズ映画見た?)
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