Weapon vs. Arm: 英語の2つの単語の違いをマスターしよう!

「weapon」と「arm」は、日本語に訳すとどちらも「武器」や「腕」という意味を持つように思えて、英語学習者にとって混乱しやすい単語です。しかし、実際には意味と使い方が大きく異なります。簡単に言うと、「weapon」は攻撃や防御のために使う道具全般を指し、「arm」は人間の腕、あるいは武器という意味でも使われますが、より広い意味では「武器」そのものや「兵器」を指す場合もある「武器」を総称する単語です。 「arm」が「武器」という意味を持つ時は、多くの場合複数形で使われます(arms)。

例えば、「weapon」はナイフ、銃、剣、爆弾など、攻撃や防御に使用されるあらゆる道具を指します。一方、「arm」は人間の腕を指す他に、軍隊が持つ武器全般(arms)を指すこともできます。

いくつか例文を見てみましょう。

  • He used a weapon to defend himself. (彼は自分の身を守るために武器を使った。)
  • The police confiscated the weapon. (警察は武器を押収した。)
  • She raised her arm to protect her face. (彼女は顔を保護するために腕を上げた。)
  • The country is strengthening its arms. (その国は軍備を強化している。)
  • They are developing new weapons of mass destruction. (彼らは新たな大量破壊兵器を開発している。)
  • The soldier carried a heavy arm. (兵士は重い武器を担いでいた。)

「weapon」は具体的な武器を指すことが多い一方、「arms」は武器全般をより抽象的に指すことが多いという違いも意識してみましょう。 「arms race」 (軍拡競争) や「arms control」 (軍備管理) など、特定の武器ではなく、武器の量や種類全体を指す表現にも注目してみてください。

Happy learning!

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